2014年 05月 10日
5月4日 実家へ
我が家のそれぞれのゴ-ルデンウィークは終わりました。
5月4日みどりの日
お弁当を作って母のご機嫌伺いはお花見以来の事
長いご無沙汰に「ごめんね」の気持ちを添えて
母好物のショートケーキとプリンアラモードを色よく詰め合せてもらい手土産に加えます。
おやつ時間前に散歩に連れ出すと
プリンアラモードはより美味しく食べられます。
案の定
私の作戦どおり母は美味しいの連発\(-o-)/
冬の間は枯れていた雑草の生命力が日々増してくると
それに伴って母のつぶやきも増してきます。
母の呟きに応じて奮闘すること1時間
慣れない鎌を持つ手は。情けないかな動きは鈍ってきました。
さてさて
夕食のお雑煮を終えてからの話
母「寂しくなるとこの小冊子を出して懐かしむ」と持ってきたその小冊子は
今迄にも何度も見覚えのある社内報
今は亡き父の45年前の事
定年退職・永年勤続で会社からご褒美の旅行を利用して
4月から東京生活が始まる私のアパート探しを加えてくれ
本題の東京見物を母が綴った作文「雨に煙る東京見物」が載った社内報です。
小さな文字で印刷された社内報は
65歳になってしまった私は老眼鏡が無いと読めません。
母が代読してくれるのを聞くと
その日は絹糸のような雨が降り
沢山出てくる観光名所は東京タワー、四十七士墓所・泉岳寺、靖国神社を除いて
行ったことすらすっかり忘れている私でしたが
思い起すと・・・・・
丸の内線改札口待ち合わせ場所【銀の鈴】で田舎者の3人を迎えてくれたのは伯父と従姉
翌日3人を【はとバス東京観光コース】に案内してくれたのでした。
あれからほぼ半世紀、文章にしていたからこそ取り出して見る度に
老いてしまった母の慰めになっているのを知ると
どんな形にせよ綴り残すことの大切さを実感しました。
思い出話に浸っていると外はとっくに暮れていました。
by cyaa9090
| 2014-05-10 13:20
| 母のこと